アロイ四感−今池TOKUZO編
名古屋はオオヤユウスケさんがゲストってことで、対バンがどうのこうのではなくって当初からアロウズとの共演を楽しみにチケットを購入。最終日の対バンがなっかなか発表にならなくて(2週間前くらいにやっと・・・)気になって気になって。ツアーと言うか自分たちの企画やのでどの日も対バンは楽しくってそれぞれに味があって良かったなあと。もちろん、アロさんも毎回違うセットリストで臨んで照明もテーマカラーを基本にした遊び心があったり、久しぶりにゆったりとした雰囲気・空間で楽しめて、持ち時間の少ないイベントで続いてた盛り上げておしまい的な少し無理矢理作ったようなライブじゃなくって満足。
もちろんアロイ四感(予感)に続いてツアーでそのちょっと乗り越えた彼らがどんなパフォーマンスをするのか十感(実感)したいと思わなくもないけど前のパターンに戻ってそうな気がしなくもないよなあ。
2/23(月) アロい四感〜予感C
対バンのアナログフィッシュ、久しぶり。もうスタートの時点で結構な満員。ドラムがサポートに替わってから始めて見る・・・そしてサポートでキーボード(兼シンセ)もお一人。今までずっと下岡君の曲が好きーって思ってたけど、佐々木君の方が好きかもしれん。そして4人でライブすることによって、コーラスがすごーくきれいで得三っていう場所が木で囲まれたほっこりしたステージやからなのかなんかほっこりと・・・
アロウズははじめっから機材トラブル。まず、俊司さんのアンプが通電しておらず・・・1曲目がABCDなので途中で切る訳にも行かず夜明けのRhapsodyに繋いでMCを挟むところで、「えー、名古屋限定 全部お見せします」って公前リハってことで最初からやり直し、竜二さんもボタンひとつ空け忘れてきたってもう1回引っ込んでから再登場。前の方に居たので直にギターの音がかすかに聞こえてたけど、なんか違うver.が聴けた様で少し得した気分。でもほんっとひやひやさせてくれるよね。ラプソディはヤマウチさんはいつもと違う締め方で・・・
やり直して、MC挟んで次行くぞ!で1曲目の途中で今度はウカチンのバスドラに不具合があって、その間に君と幾年。今度はマサさんのコーラスあり。途中から再セッティングの終わったウカチンがリズムで入り、そのままONE NIGHT STARへ。「お前らハラハラさせやがって〜!」と竜二さんはマサさんに蹴りを…BGMが終わって、次はいよいよオオヤさん!すっごい笑顔でメンバーが待ち受けていてお客さんからも黄色い声があちこちで。
- 灯
まずは、はじめて今回のアルバムで入った俊司さんの作詞・作曲から。本邦初公開(ライブで)
あのちょっとゾクッとさせられるような微妙な加減のギターはオオヤさんによるもの。
- イエスタデイワンスモアーズ
よくライブでやるけど久しぶりな気がする。そしてすぐ歌い出しに入ってしまうけど、今回はイントロのギターは長い目。久しぶりにヤマウチギター→俊司さん→マサさんベースでのあの長ーいはじまりで音に酔いしれたいなあ。なんて思ってたら、俊司さんのあのスライドギターがヤマウチさんだけでなくオオヤさんとの2本の高音でキレイなギターの絡み合いと合い重なって、それはもう。言葉に表現できない程の域に…いつも、この曲は終わってほえーってしてしまうけど、いつも以上に心ん中に本当に入ってきていっぱいに広がって放心してしまった。
コーラスもオオヤさん参加で深みのある感じで…終わってからの余韻ももっと味わいたいからこんな途中でやるなんてもったいないわなあ。次の曲に移ってもしばらく無心やのにドキドキしてしまった。
- からだのV
なんか…うん??おっ!面白い音が入ってるで!と思ったらオオヤさんのアナログシンセ。絶妙ですな。
- 15years
こちらもオオヤさんはギターとコーラスで参加。このコーラスとってもキレイ。竜二さんもオオヤさんも声がまあるい感じ・・・甘い声でやわらか、ふわーっと(どんな感じやねん!って自分でつっこんでおくよ)何て言うかなあ…空気がホワーンってする感じで気持ちよいのだ。
最後はヤマウチさんとオオヤさんのギターの掛け合いのはずが、オオヤさんが回数を間違えて苦笑。「いちばん間違えたらダメなとこ、間違えちゃった」やって。失敗したーってより照れが大きい風なようで流れ・空気は悪くならずむしろアットホームなとこ。
馬鹿しかできない体験がある。馬鹿しかできない音楽もある。ロックンロールは馬鹿の特権である。
- ABCD
- 夜明けのRhapsody
- すきなひと
- 君と幾年
- ONE NIGHT STAR
- BGMの向こう側
- 灯
- イエスタデイワンスモアーズ
- からだのV
- 15years
- ナイトコール
- マストピープル
アンコール
- ロックンロールダンシングガール
2/24(火) アロい四感〜予感D
まさかまさか。東ファウンテン鉄道から。心地よいリズムが広がるインスト曲からスタート。発売当時と比べてベースの音は何度ものレコーディングや何より幾度ものライブパフォーマンスで鍛えられて随分と太くずっしりとしていて、ほわーんと夢遊病になりそうなでもしっかりと音を受け止めているそんな不思議な空間。
その後に続く恋する摩天楼は、前日のCの日にはやらなくって、この曲は今まで相当な回数アレンジがされているので何度聴いても楽しい。遊び心をくすぐる得意ナンバーじゃないかと。
二人三月で、名古屋のトランぺッターさんがサプライズゲスト。MMBのひと。その後に、本日二人目のゲストっちゅうことでオオヤユウスケさん。前回と比べて緊張がほぐれたというかよりアロウズとオオヤさんの距離感が近くなったようなそんな印象で、からだのVでのシンセサイザーはちょっと大胆に遊んでて、すげー面白みが出てた。繋がりながら〜は、リリースパーティーの最後を締めるにふさわしい。そして名古屋だからかメンバーも打ち解けた感じで。俊司さんはギターを持たず太鼓をポンポン叩いてて、お客さんに叩かせたり…私は竜二さんがパーカスを(ほら!っと)渡してくれはって、すごーく嬉しくって思い出になった。とっても楽しかったー
- 幻日
- 恋する摩天楼
- 夜明けのRhapsody
- W.O.O.D.P.E.C.K.E.R
- 雨燕
- マイフレンド
- BGMの向こう側
- 二人三月
- すきなひと
- 灯
- からだのV
- 繋がりながら僕らは
アンコール
アンコール(2)
- ナイトコール
- マストピープル
ただいま、編集中