戦後初のミリオンセラー(らしい)

青い山脈 (新潮文庫)

青い山脈 (新潮文庫)

石坂洋次郎の作品は陽のあたる坂道 (角川文庫)に続いて2作目なのだけど、小説の起承転結のパターンというか話の進み方というのか、そういうのに特徴があると思う。敗戦後に起こった変わりつつある人間観とか恋愛観とかって明治維新よりもすごく衝撃的な事だったのかもしれない。今まで信じてたことが全部変わっていく衝動ってすごいエネルギーなんだろうなあ。


時間は無いけども、電車の中・バイトの休憩中・寝る前のベッドの中で横になりながら少しずつでも毎日本は読んでます。
あと3冊読む本が待ち構えているので、それが終わったらちょっと哲学の図書も読もうかな、と思う今日この頃。