7/5 七夕☆トゥナイト@神戸ZINK

お友だちが頑張ってるのを邪魔してきた。就活だったりおじいちゃんの法事だったりで行く機会を逃してて、今さらかしらとも思ったけども、今野さんの演奏を一度聴いてみたくて…中2の夏休みに阪神巨人戦を観に甲子園に行ったとき以来の阪神電車に乗って深江へ。少し駅から離れていてコンクリートに跳ね返る太陽熱が暑くて仕方なかったけれど、京都の盆地の暑さとはちがって海風の香りが気持ちよくて、しかも蒸し暑さを持つのではなく空気を動かしてくれて、神戸っていい街だな〜って思った。早く、春にならんかな。素敵だと思える街に住めるのがとても楽しみだ。
イベントタイトルから連想されてか浴衣来場者歓迎だったので、久しぶりに着付けていたら帯の結び方を途中から思い出せず、バタバタしてたら何とか自力で解決できたけども一バンド目に間に合わず…けど流しそうめんが水中を泳がされてる姿はなんとも感動的だった!それだけでわざわざ浴衣着て神戸まで電車を乗り継いだ価値はあるとすら思ったよ。
今日の収穫は予想通り今野英明さん(ゲストに佐々木一右衛)、そして予想外にダルガリーズという人たち。実はMySpaceで事前に出演者の曲を少しずつチェックしてみて失礼ながら、一番私のアンテナに届かなかった。なんかアップされている音源が全体的にこもっていてなんかもわもわしている?とか勝手に誤解をしていた。「おもしろい音遊び?」「いやいや僕ら楽器(音の出るもん)使って楽しいことやってるだけですねん。」そんなやりとりがありそうな遊びでも無いし、実験でもない。けど、リズムがベースにあってそれに高めの音域の音が重なっていい感じ。ステージと客席が薄暗くってそのアンダーグラウンドなショー空間ともちょうどあってた。こんな人らに会えて得したよ。
今野さんはオリジナルの曲を一つしかやらなくってけど、ウクレレ1本あれば〜との言葉を繰り返し、まさにそれを実現してはって、音楽ってこういうもんなんだよなあって改めて思った。友人に教えてもらった曲をやりますというMCの後、ハナレグミの音タイムの弾き語り。音質とかクオリティーの前にその人(バンド)の気持ちって大きいと思う。プロだから一定の質を!ではなくプロだからこそ、その質を越えてこっちにまで伝わる何かがないといけないんだろうなーってすごくえらそうなことを帰りの電車のなかでふっと思った。ジャンルは違えど好きな音を奏でている人たちは客を沸かす前に自分らが楽しんでいる、気持ちよくいるんだろうなーと思う。今野さんはグダグダしていると自分で言ってたけど、なんかMCも含めて一番ミュージシャンらしかった。
なんかよい気分だったのに梅田に戻ってきたら電車は停まるし、横のおばさんは相当鬱陶しくてイライラしてしまった。でも差し引きしてプラスの要素の方が大きいかな。明日もバイトがんばろ