the ARROWS ワンマンツアー『口説き文句はジュテーム』

circus_troupe2006-05-28

運命の日がやってきました。
ふたを開けてみると、たくさんの人と、たくさんの笑顔。私も終始、笑顔。


わー。もう今週末が待ち遠しい!
待ちわびていたものが終わってしまった それでも虚無感なんてないさ!
ドキドキはなくなったけど、すっごくHappy♪
向かうところ敵なしなんじゃないの?(笑)


ジュテーム


はっきり言って、めちゃめちゃ主観的で長いです。


今日はなんだかツイテナイ日だったので、開場時間の3分前ぐらいに何とかセカンドラインに到着。せっかくの良番だったのに、間に合わなかったら一緒の友達になんて顔をして謝ればいいのか!ってのと、自分を嫌いになってたと思う。←大げさでなく
結果的に、開場も開演も10分押しくらいで、救われたのだけど。


二人三月購入者へのプレゼントは1本の真紅の薔薇。
真ん中より若干左の位置が良かったのだけど、私たちの前二人しか入ってないのに…ちょうど、その位置だけ・・・なので真ん中右寄りへ変更。
ま、お友達は俊司さんが好きなので!ドラムセットがちょっと右寄りで、建臣さんのドラムを叩く姿も良く見えた。
中に入って普通にテーブルも出てるし、入ってくるのは女子ばかりでちょっと心配してたのだけど、始まる5分くらい前に後ろを振り向いて見ると、後ろはそんなにコミコミでは無いものの…埋まってる!すごい!!やるね、アロウズさんっ
終わってから、後ろで見ていたお友達に聞くところによると、後ろには結構男子諸君も居たみたい。


衣装は、なんかアロウズ流の正装ってことらしく、俊司さんがあれは春物のコートなのかなあ?の下に(多分)タンクトップを2枚重ねてて、下はスリムジーンズにブーツ形のスニーカー?スリムジーンズなのに、かなりゆとりがあるのは、さすが180cm自称60kg、竜二さん曰く54kg!!!(笑)あと飾り(リボン)つきの麦わらっぽい帽子。
竜二さんは、Tシャツの上に上下黒のスーツ。靴もおしゃれでした。このTシャツが胸の部分が2枚重ねになってて、テープで留めてるようなデザイン(張り紙してる感じ?)で、後でMCで「アンケートで子供を連れて来にくいって言われるので、乳首が透けないようにちゃんと隠してきました」って。デザインのクセに。
マサさんは黄色のTシャツの上から白シャツ(半そで)を羽織って迷彩のパンツ+赤いコンバーススニーカー。
山内さんは、一番普通でTシャツの上に長袖のパーカーを羽織って、水色っぽい薄めの色のジーンズに黒いキャップ。一番普通の格好なのだけど、一番素敵です♪


いっぱい喋って待ってたら、1時間の待ち時間がすごい短かった。最後の10分、15分はドキドキしてきて長く感じたけども…多分13分くらい押してて、これはまさかの20分押しかなあ?なんて言うてたら、急に暗転!いつもとSEが違う。もう、これから始まるっていうのと、始まってしまったっていうのとで頭がパニック!!


まず、メンバー登場!本当に呆気に取られるというか。このSEのせいで?おかげで?一瞬のうちに夢心地のような気分にさせられたので、ココが一番あやふやかもしれない。(多分)キャンディーさんから登場!ステージを左へ右へ、「ウォーっウォー」吠えてる(笑)

それぞれの定位置に着いて、タケミさんのドラムを軸にして軽く音あわせをするような感じ。ドラムとベースのリズムが気持ちいい。この空気感+「こんばんはっ、ARROWSです」っていういつもの竜二さんの挨拶で、東名阪ワンマン@大阪、本当の意味でスタート!すでにアロウズワールド全開!?


どんどん後ろで音の厚みが増していく中で、竜二さんの、澄み切った夜空にまで響いていきそうな指笛でスタート!!ゆびぶえですよ。オレンジバックビートですよ!自然と身体が動きますやん!!イントロもアウトロも、またまたリ・アレンジ!曲と曲の繋がりにこれだけ楽しみ(どんなものが用意されているんだろうって言う期待感?)があるバンドはなかなかない。よね?最もライブアレンジに期待感のあるバンドの一つって言っても過言ではない、と私は思う。よくカフェバーとかで飛び入りでセッションやるやん?ああいう大人の音遊びのもっとすごいやつだと思う。前回聞いたときに身体が感じた軽快なリズムよりもさらに毎回心地よくなるんだもの!し・か・も!!


ノンストップでどんどん進んでいく中、JIVE JIVE!ものすっごいアレンジされてて、自然と身体が動くんですけど、この曲に関しては、あんまりいじらんとって欲しかったなー。って。あ、でも今から思うとすごい良かったかも?JIVEはドラムと特にベースのずっしりと響くリズムに腰を据えて、竜二さんの歌声とカッティングギターを楽しむのが好きなのになあ。。。盛り上がりすぎて…。
でも、『ロックンロール、ダンシングガール』ってフレーズが竜二さんの口から発せられて、それがまるで魔法のような言葉で(文字だと分かりにくいけど実際、せりふっぽい言い方!)つながりを考えると、あのアレンジも分かるんだけど(笑)
初のライブ音源(私にとって)♪ すっごいロックンロール!!だってキャンディーさんピックだよ!ピック!ピックで弾いてるところ見るのハジメテ?「この曲、速いねー」って息を切らして眼鏡を曇らせながらキャンディーさん!「普段のイベントのライブでこういう曲をやると、こういうバンドだって思われるから こういうふざけた冗談を本気でやってます」ってリュウジさん。4人とも、ここまでですごい汗!
半そでってマサさんと、一番涼しそうな顔のタケミさんだけやもん!竜二さんは床に汗がすごい!玉となってポタポタ・・・スーツ暑そう。


 踊りすぎるとしんどいので、ゆったりめの曲もやるんですってことで、スターサーカス→甘い生活→みんなの25時っていうとってもすてきな流れ。甘い生活は、シュンジさんが椅子に座ってガットギター!あれは昔シュンジ日記で書いてた「フィービィ(だっけ?)」かな?「すずきさん」かなあ…とか思ってしまった。ふふふ。初めて生でガットギターの音色を聞きました。
一応、アンプ通してエレガットになってたのだけど、軽いアクセントなので、一番前に居てよかったーって。もう滑らかな指使いで弦を弾いていくので、ものすごく手元ばっかり見てました。もちろん踊れる曲も好きなのだけど、こういう「半分は優しさでできてます」って言っても良い位の感じの曲がスゴイ好き。断言しちゃうよ!
あと、1stからだとロックンロール〜と風待ちがワンマンならではでやってくれるのかなあ?って思ってたら、「みんなの〜」だったのですごい意外だった。この曲って、すごい不思議なイメージがあったのだけど、ライブで聴いたらまた歌詞の意味が(私の感じ方、受け止め方)が変わった。思ってた以上に、どんどん溶け込んでいく。溶け込んでくる。
アロウズの曲って、いろんな意味で柔軟だなって。音源化されて完成してる新曲を初めてライブで聴くとき、いっつも思うんだけど、本当ソレ。


なんか急にキャンディーコーナーに。CANDY on the stage(笑)
いきなり、キャンディーさん「僕はサッカーが好きなんですが、ワールドカップ盛り上がってますかー?」って。反応いまいち。そりゃねぇ、いきなりすぎるから!竜二さんから巻きのジェスチャー。ちょっと切れてる?さすがどエスどエム(笑)「僕は○○人の中の一人に選ばれなかったのがとても悔しくて…」「小さい頃からカズ、べ、ヴェルディーの三浦一良選手が大好きで…」客席から「はよしてーやー」って男性の声。マサさんといえばカズダンス
ベース、下ろしてステージ前に。タケミさんと竜二さんがリズムを作る。え?え?頭の中が「・・・」で、何やるの?何?なに?って。カズダンスの披露で「(サッカー応援ソングで?)サンバのリズムの新曲を作りました、プレイボーイは憂いボーイ」と言いながら客席から拍手を募る。暑そうだけど楽しそう(笑)。
実は新曲の曲名、聞こえなくって、?だったんだけど、Oxala!で曲名を言ってたので分かりました。憂いボーイって、どんな子だよ(笑)


新曲、摩天楼、ナイトコールって3つ続けて、アロウズ流「リズムであそぼう」(笑)新曲、いいなー。楽しい。そして恋する摩天楼に繋がる部分がすごい格好よくて楽しくて誰も反応してないのに、反応してしまって全曲に続いて一人でhand clap!!(笑) 本当、楽しくって、かなり笑顔をこぼしてしまって、ここで摩天楼。えー、こう繋がるの!?すごいノリノリ(死語)。天才だよ。
手も挙がってました。イエイ♪
ナイトコールは自然とclap clap hands☆竜二さんはshake hip(笑)踊りに比べてちょいと控えめ。やっぱり恥ずかしいよね。でもデビュー曲だから?すごい反応良かった。終わってから、そう言えば的に「夜の夫婦の仲もバッチリ。エクソサイズソング、ナイトコールで5月17日にメジャーデビューしました!」って紹介遅れてますよ、リュウジさん!キャンディーさんに「エクソサイズ?」って聞かれて、ちゃんと肯定してまして、キャンディーさん「ほら前のほうの人、ちゃんとエクソサイズ(笑)」メンバー、楽しそうに笑ってます。


続く、「星空歩く〜」では去年のオールナイトで見た、あの、演奏しながらステージから降りてきて後から音泉の桶洗い氏にアレは次から禁止ってダメだしされてる程にテンションの高く、ぶりっぶり(笑)のベースをかましてくれたマサさんのこととか思い出して(本当にあのライブ良かったっす)、何故か知らないけど、MUSE@ミナミホイールのときじゃなくてsunsui@NYRONの時に、あぁ、この人たちはどんどん素敵になっていくなって確信して、そのときのこととかを思い出してドキドキ。勝手に一人で「どないしよ!どないしよ!」って気持ちになってる時に、「汚くっても、大阪湾は大阪の人たちにとっての大事な場所」とか「最後のおデートの話」とか、あーーBGMの向こう側。もう、この流れは本当に反則ですよ!お兄さんたちっ!BGM〜はね、切ないから、音量上げて曲の世界に引き込まれたら、居てもたってもいられないくらいになってしまう位の胸きゅんだから。あるインタビューで読んで、その直後にヘッドホンして細かい音まで聞き込んでみたら、それ以来この曲は私にとって大きすぎる存在。
ヤイリギターをポロン♪ポロンと弾きながら、始まる。山内さんと俊司さんとギターのハーモニーがすごくキレイでしっかり聴きたいんですけど、そわそわしてしまって集中できているようで、頭の中には違うものが浮かんできたりで、困る!曲構成だけで素晴らしいのに、純粋に音だけを楽しめてないような…否、本当は楽しんでますよ。すごい名曲だもの。(だんだん何を言いたいのか分からないね)


エスタデイワンスモアーズがあって、薔薇の説明はココラヘンだったっけ?あってますか?なんかこんなやり取りだった気が…
おキャン:「くんくん。くんくん。なんかいい匂いがしませんか?薔薇の香りですよね?」
リュウジ:「(面倒くさそうに)あー・・・・そうですね」
おキャン:「おーっと!!ここで情報が入ってきました〜!(会場笑ってます)入り口でバラを貰ってる人がいるみたいですよ!」
リュウジ:「バラ?」
おキャン:「おーっとここでタワーレゲ…ッから情報が入ってきました(ステージも客席も大笑い)」
リュウジ:「タワレゲ(沖縄の野外レゲエイベント)?」
おキャン:「なんと。タワーレコード限定の二人三月を持ってきた人にはバラのプレゼントがあったみたいですよ!」
リュウジ:「タワレゲでね…(苦笑)」
おキャン:「バラ持ってるひとー?」
パラパラと、いや結構?手が挙がりました。嬉しい。ニコニコする。ふふ〜♪
おキャン:「みんな出しませんか?」
(笑)そしてちょっと間があって
おキャン:「えーっと、バラって英語でなんて言うんでしたっけ?」
リュウジ:「(しぶしぶ?)・・・ろ、ローズですよ」
おキャン:「みんな薔薇何本持ってますか?」
リュウジ:「1本」
おキャン:「一本のバラですよ?」
リュウジ:「・・・A rose(ア・ロウズ)」
おキャン:「ア ローズ? アーローズ? アロウズ!!!?」
いつものことだけど…もちろん、笑いの大半に失笑と鼻で笑ってるのが(笑)


ということで、二人三月♪
「ぱーぱーぱーぱっ らぱっぱぱ〜♪」


丁寧に頭を下げて…掃ける。すぐに拍手!
もう、アンコールはとっても素敵でした。
薄着の彼女〜ではもう一度、シュンジさんのガットギター。そして、間髪居れずに大脱走

ダブルアンコールもあって、きっと「さよなら おやすみ また明日」1曲で終わりだと思ってたら、9月の「ブリブラ」以来の弾き語り、今度は「屋上にスワロー」…もう、嬉しくって泣きそう。
最後は結構、歌詞を間違えてたけど、「マイフレンド」で締め。


君はマイフレンド、僕のマイフレンド


セットリスト

オレンジバックビート
Natural Thanks
oh! ベイビー!!
JIVE JIVE
ロックンロールダンシングガール
スターサーカス
甘い生活
みんなの25時
プレイボーイは憂いボーイ(新曲・サンバ調)
恋する摩天楼
ナイトコール
星空歩く 地球ウォーク
BGMの向こう側
エスタデイワンスモアーズ
二人三月


ENCORE1
薄着のあの娘が大好き
大脱走〜虹色のアーチ〜

ENCORE2
屋上にスワロー(弾き語り)
マイフレンド