メレンゲワンマンライブ「すみか」@大阪バナナホール

merengue

兵庫で生まれ育ったクボ君はバナナホールでワンマンをやることをすごく楽しみにしてて、メレンゲとしても関西のイベンター(多分清水音泉サウンドリエーター辺りだと思う)さんと約束をしていたことなので、実現したことが感慨深いという様なMCをしていた。
閉鎖となるバナナホール
5回目の出演で、最初で最後のワンマン。


HP予約で、2列目へ。でもファンダンゴのときと違ってゆとりがあるので、前の人の頭も邪魔にならず、ステージが高い目なので、これくらいの位置の方がいいかも。すごく見やすく、前のめりにならずで、ステージ全体が見れた。
今日の失敗は開演前に缶チューハイを飲んだこと。トイレが近くなって困った(苦笑)それでも、やっぱり曲が始まるとそっちに集中してしまう。ああ、だから血行とか代謝とか悪くなるのよね。


昨日、iTunesに持ってるメレンゲの音源を全部ぶち込んで、ずっとランダムにメレンゲばっかり聞いて寝たら、ずっとメレンゲを聴いてなくて「君に春を思う」がすごく気持ちよくて…
なので、今日出かけの電車のnanoは、君春からステーとさせてずーっとメレンゲをランダム・リピートしてました。
予想と言うか予感が当たったようで、まさかの1曲目でびっくり。


クボ君の歌い方に前よりも増して躍動感が!!すごくよくなってる。
そして、サポートギターの曽根さんはワンマンになったら帰って来てくれる!と思ってたのに、帰っては来なかった。寂しいけど、うーん。
ギターリストとしてすごく曽根さんの演奏が好きだったけど、単にバンド全体としての技術力と言うか演奏面での精神力が良くなったのか、すごくバンドとしてのまとまり感が更にアップした感じで、この編成もいいと思った。前よりもツインギターとしての掛け合いやハーモニーがきれいに届いてた。それに更に重ねられたシンセやキーボードによってすごい味わい深い音色に成長してた。

今日はバスドラとベースの低音もすごいマッチしてて。

弦を切ってしまうのでないか?っていうすごく独特の弾き方で、エフェクターの種類や数も違うし、どっちも個性的なんだけど、アッキーこと藤田顕PLECTRUM)さんは職人タイプでこつこつと支えてくれそうな感じがする。キャラもすごい好き。ちょっと天然っぽくてツボ突いてるよね。これからも期待できそう。これからすごくツヨシ君にMCでいじられそうだ。


そう、声のボリュームにメリハリがついてて、すごく言葉が伝わってくる歌い方で、それは例えば純ロックバンドのようなライブならではの盛り上がりとは違うけど、あの空気感はメレンゲ特有だな。今回は特にその色が濃く出てたのだ。だからCDよりもすごくすごくメッセ自我伝わってきた(気がする)


あと、1曲1曲をしっかりと!という感じのバンドなので、遊び心満載で曲のつなぎを楽しんで音遊び♪というのではないが、曲の始まりに1音2音増やしてみたり。メレンゲなりのライブが確立してきたんじゃないの?と思わせてもらえた。


MIYABI WHEELで初めて聴いて気に入った「へび坂」は大体の構成しか覚えてなかったけど、曲の構成とかすごく好きだ。前とアレンジ変わった?あと、「願い事」はライブで聴くたびにドキドキしてしまう。アコースティックに持ち換えたクボ君、まさか「タイムマシーン〜」が聴けるとは思わなかった。だっていつもアコースティックは2曲くらいだもの。そのまま、「すみか」まで、すごくまったり。聴くたびに少しずつ好きになる「チーコ」も聴けた。「ムカデノエキ」が聴ければもっともっと良かったのかもしれないけど、それは六月のワンマン時に期待で。

今日は横に居たお姉さんがすごく気持ち良さそうにライブを楽しんではって、私も居心地が良かった。


実はチケットの引き換えに行ったとき、リハ中ですごく音漏れしてて、あ、新曲だな?って思ってたらそれが「カメレオン」でした。

時間の流れと共に終わりはいつかはやってくるけれど、それが素敵な始まりと出会いになる可能性をいっぱい秘めているなーと今日は感じた。
そして、久しぶりにちゃんと音源を聴くと、またどっぷりしてしまいそうな感じ。

セットリスト

君に春を思う
きらめく世界
燃えないゴミ
へび坂

願い事
タイムマシーンについて
彼女に似合う服
アオバ
すみか
ライト
二つの雨
ソト
チーコ
カッシーニ
ユキノミチ
(アンコール)
カメレオン
夕凪
(その2)
輝く蛍の輪