時が流れるということ

 毎日同じような事を繰り返して前進しているかと問われれば逆に後退しているかのようにすら思ってしまう。本当の事なんか自分で分かるわけない、決めつけてはいけないって頭では分かってるつもりなんだけど…先日、8つのニーズと4つのエネルギー源について教えて頂く機会があって、見事に当たっていた。自分自身に対して正面向きたくない見逃していた部分を的確に指摘された事への驚きと動揺で胸が張り裂けそうな想いをした。自分と向き合う事が大事なのか、見逃してあげるべきなのか分からない。過去の自分を省みたくないと逃げてきた私はなんて脆い人間なのだろう。
 落ち込んでるときや気が進まないときはとりあえず文字を追う。本を読んでると無駄なことは考えずに済むから。逃げているのかもしれないけど、エッセイや文学でなくてふとした言葉や表現から新しく思うことがあったり、改めて気付かされることがあったりする。本屋へ図書館へ。さらには家にある本を読んだり・・・

砂糖菓子の夏

砂糖菓子の夏

図書館で借りるハードカバーって帯がついてないし、文庫本みたいに裏表紙にあらすじ・ストーリーが書かれている訳でもないしまさにフィーリング。ジャケ買いじゃないけど、題名にインスピレーションを感じれるか否かだと思う。砂糖菓子という名が主人公童夏(ドーナツ)に掛けてあるなんて思いもよらず・・・予想外。そして読み終わってなんだか心の所在が不安定に。
あるべき場所

あるべき場所

原田さんはエッセイが多いのだけど、あたしは彼の書くフィクションがとても好き。中学生の頃からたまに読んでいる。しかし読んだ後にこんなにも不思議な感覚が残るだなんて・・・特に↑と続けて読んだからかもしれないけれど…
エステマニア

エステマニア

女性が女性らしく生きるために―そこから発展して私が私らしく生きるために。本当は周囲の目なんか気にしないで自分が思うままに心地よいように生きれたら、すごく幸せなのだろうなと。私が大事にしないといけないものってなんなんだろう。私の核って何?
ぼくがぼくであること (角川文庫 緑 417-1)

ぼくがぼくであること (角川文庫 緑 417-1)

これは中学へ進学するときに買った児童書で、ひらがなが多くて今となっては少し読みにくくもあるけれど、落ち込む度にダンボールから引っ張り出してきては読み漁る。中学(特に)高校時代に不安定だった私の存在を肯定してくれた大事な本でもある。少なく勘定しても5回以上は読んでいるのでストーリー展開も分かっているけど読んでしまう。